40歳前後になると女性ホルモンのエストロゲンが減少すると言われています。

エストロゲンの役割は女性らしい体を作り妊娠の準備をする、脂質の代謝です。

40歳前後は閉経が起こる事でエストロゲンが減少してしまいます。

すると脂質の代謝が行われにくくなり、脂肪の蓄積が高まるのです。

10代は学校での体育や部活動、20代では遊び盛り、しかし30代以降になると一気に運動量が減っていきます。

意識的に運動を行わないと、10,20代の頃に比べると明らかな運動量の減少が起こるのです。

すると筋肉量も落ちてしまい、日を重ねる毎にどんどん代謝が悪くなり、痩せにくい体へと変わっていってしまいます。

運動量は低下するが食事量は変わらない。

それどころか若い時に比べてお金もあるので、高カロリーなものを食べてしまいます。

食事の基本はエネルギー補給、栄養補給です。

たくさん動いたのであれば問題ありませんが、たいして動いていないのに食べていたら太る一方です。

運動量に見合った食事にしていきましょう。

「太ってきたから食べる量を減らそう。」

ダイエットの基本は摂取量を減らす事なので正しいのですが、ただ減らせば良いというわけではありません。

人それぞれ必要な摂取カロリーというのがあります。

※厚生労働省が出している食事摂取基準

40代の方であれば１日に、2,000~3,000kcalは食べましょうと言われています。

営業職やよく動く人は3,000kcalくらい、デスクワークやあまり動かない人は2,000kcalくらいを目安に食べて下さい。

あくまで目安なので、痩せいにくい人は少し食べ量を減らして自分に適した量を見付けましょう。

早食い、流し込みが習慣になっていませんか？

食事はしっかりと噛んで、ゆっくりと食べるのが基本です。

しかし気付かぬうちに早食いになってしまっている人が多くいます。

しっかりと噛まずに早く食べてしまうと、満腹中枢が刺激されにくく食べてもお腹は満たされず、必要以上に食べてしまうので注意しましょう。

ゆっくりと食べるやり方は、１口食べ物を口に入れたら箸を置き、20回以上噛んでから飲み込み、そして箸を持って、また食べる。

習慣にしていきましょう。

糖質(炭水化物)は食べない。

脂質(あぶら物)は食べる。

こういった方を多く見かけますが逆です。

糖質は1gあたり4kcal、脂質は1gあたり9kcalもあります。

白米、玄米、そば、うどん、パスタなどは積極的に食べるようにして、揚げ物、炒め物などの油や脂の多い食べ物は控えるようにしましょう。

思っている以上に脂質のカロリーはダイエットの妨げになっています。

また筋肉、髪の毛、肌などの栄養になるタンパク質、腸内環境を整える食物繊維の摂取が疎かになっている人が多いです。

たんぱく質はお肉、お魚、卵、豆、乳、食物繊維は豆、野菜、きのこ、海藻に多く含まれているので揃えるようにしましょう。

ストレス発散、息抜きには欠かせない嗜好品。

もちろん食べてはいけないとは言いませんが、当然ダイエットしたいのであれば量は控えないといけません。

嗜好品との向き合い方は

・夜中ではなく昼間に食べる

・１回でのカロリーを決める

・代替品を探す

・栄養成分表をチェックする

嗜好品の量を抑える事がダイエットのスピードにも大きく関係してきます。

今すぐに始められて、そしてお金もほとんどかからない自宅での運動から始めましょう。

・今すぐに始められる

・お金はほとんどかからない

・隙間時間で行える

・失敗しても損しない

YouTubeで筋トレ、ストレッチ、ヨガ、ピラティスを行ったり、自宅周辺をランニング、ウォーキングからでもOKです。

自分のペースで無理なく行いましょう。

「自宅では出来ない、もう少しハードにやりたい。」

このような人はスポーツジムを考えてみましょう。

筋トレ、有酸素マシン、スタジオ、プール、お風呂など全てが揃っている総合型のスポーツジムから、筋トレ、有酸素マシンだけの24時間ジムなど、様々なタイプのスポーツジムがあります。

料金設定も様々なので、ご自身に最適なジムを探してみてください。

ポイントは自宅から出来るだけ近い場所を選びましょう。

通う事が面倒になってしまいますので。

「一人ではできない、効率よくダイエットしたい。」

このような人はパーソナルジムを選びましょう。

スポーツジムに比べると倍以上の料金が必要になってしまいますが、プロが直接マンツーマンでサポートしてくれるのでお勧めです。

パーソナルジムを選ぶ際のポイントは

・家からの距離

・料金設定

・得意な分野

・過去の実績

そして体験を実施して、トレーナーさんとの相性も問題ないか、しっかりと確認してから慎重に決めましょう。

「運動は嫌いだから、極力行いたくない。」

このような人は生活の中に運動を取り入れていきましょう。

・自転車ではなく徒歩

・エスカレーターは使わずに階段

・電車では座らない

・車に頼らずに電車か自転車

運動をしたくないのであれば生活を工夫して、少しでも運動量が増えるように改善してください。

意外と見落としがちですが、かなり重要なのが睡眠です。

寝る前のネットサーフィンやDVD鑑賞をして睡眠時間を削っていませんか？

睡眠時間が少ないと、食欲を抑えるホルモンの分泌が減少し、食欲を促進するホルモンの分泌が増加してしまいます。

また睡眠不足はストレスの蓄積にも繋がっているので、ストレス発散の暴飲暴食の原因です。

最低でも6時間、出来れば8時間はしっかりと寝て心も体も休ませましょう。

40代に限らず、30代でも、50代でも人は変われます。

知らない人が多いのですが、体が変われば人生が変わります。

毎日が明るく、楽しくなります。

一度に全てを行おうとせず、出来る範囲の事から少しずつ改善していきましょう。

今回の記事を執筆している、アンチエイジングのパーソナルジムProgressoの公式サイトはこちらからご覧ください。

今回の記事の他にも様々なコラムを作成しています。

・ダイエットをもっと効率よく進めたい

・ダイエットが上手く進んでいない

・ダイエットをこれから始める

このような方にお勧めの記事が沢山ありますので、是非参考にしてみて下さい。

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